陣営、支持拡大に全力 参院選 12日選挙戦折り返し

2019/07/12 08:10

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 参院選は十二日、十七日間の選挙戦の折り返しを迎えた。福島県選挙区(改選一議席)に立候補した自民党の現職森雅子候補(54)、無所属の新人水野さち子候補(57)の両陣営は終盤の戦いが当落の鍵を握るとみて、一層の支持拡大に全力を挙げる。

 森候補の陣営は国会議員や各地域の県議、市町村議らが中心となり、後援会をフル稼働させた組織戦を展開している。一日当たり遊説先の平均二カ所で個人演説会を開き、人柄と政策の浸透に力を注いでいる。総合選対幹部は「人の集まりも徐々に良くなり、公約に共感する有権者は増えてきている」と手応えを口にする。

 党本部は前半戦に続き、後半戦も知名度の高い国会議員らを福島県入りさせ、無党派層の掘り起こしを進める。

 水野候補の陣営は国民民主党県連、立憲民主党県連、社民党県連、無所属議員、連合福島などでつくる総合選対が各市町村で活発な動きを見せている。共闘を組む共産党県委員会、市民連合も支持浸透に尽力している。総合選対幹部は「今の政治を変えたいとの有権者の声が高まり、盛り上がりを感じる」と前半戦を振り返る。

 後半は野党統一候補としての訴えを強めて対立軸を明確にし、安倍政権に不満を持つ層の取り込みを目指す。

 政治団体「NHKから国民を守る党」の新人田山雅仁候補(35)の陣営は会員制交流サイト(SNS)などを通じて政策を発信し、有権者の問題意識を高めて支持を求めている。