夢や思い出と再会 タイムカプセル発掘 猪苗代

2019/08/14 09:51

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小学6年生当時の写真を手に笑顔を見せる参加者
小学6年生当時の写真を手に笑顔を見せる参加者

 猪苗代町の若者の夢や思い出が詰まった「えとタイムカプセル」の初の掘り起こし式は十二日、町内の猪苗代ハーブ園で行われた。

 タイムカプセルは、猪苗代の子供たちの夢を応援する会(代表・鈴木長治リステルグループ社主)が町内の小学六年生を招き、十二支をかたどった巨大彫刻の下に平成十九年から毎年埋設している。

 式には、十二年前に初めてタイムカプセルを埋めた猪苗代、千里、翁島、緑、長瀬の五小学校の卒業生百三十八人のうち約六十人が参加した。タイムカプセルの中に入っていた鍵を使い、各校ごとの宝箱を開けた。中から出てきた写真や将来の自分に宛てた手紙を手に、当時の夢や思い出を笑顔で語り合った。

 郡山市の会社員佐藤圭さん(23)=翁島小卒=は「小学校の先生になりたいという夢を鮮明に思い出した。このような機会は、もう一つの成人式を設けてもらったみたいでありがたい」と感謝した。

 十二年前に児童代表として「十二年後、ここに集まって乾杯しましょう」とあいさつした渡部裕也さん(23)と渡部衣里奈さん(23)=いずれも長瀬小卒=の発声で乾杯した。

 作業に先立ち、鈴木代表が「夢を諦めることなく、社会や国のために役立つ人になってください」と呼び掛けた。前後公町長、菅家一郎、小熊慎司両衆院議員があいさつした。