8年ぶり全面再開 福島地方法務局富岡出張所

2019/10/17 09:46

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約8年7カ月ぶりに全面再開した富岡出張所の窓口で応対する職員(左)
約8年7カ月ぶりに全面再開した富岡出張所の窓口で応対する職員(左)

 福島地方法務局富岡出張所は十五日、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故以来約八年七カ月ぶりに、富岡町の庁舎での業務を全面再開した。

 富岡出張所は原発事故で避難区域になったため、いわき市のいわき支局内に移転した。二〇一七(平成二十九)年七月からは、月二回、職員がいわき支局から富岡町に出張して業務に当たっていたが、住民帰還が進んでいる点などを踏まえ、全面再開を決めた。

 富岡出張所では相続や売買に伴う不動産登記申請や、土地や建物の登記事項証明書の発行を行う。予約制で不動産登記に関する相談も受け付けている。

 富岡出張所によると、東日本大震災により道路整備などの復興事業や建物の新築に伴う不動産登記申請が増えているという。棟方直樹所長は「住民の心に寄り添った対応を心掛けたい。申請を速やかに処理して復興に貢献する」と語った。

 富岡出張所の住所は震災前と同じ富岡町小浜五五四ノ七。