聖火の保管、管理検討 福島県組織委

2020/03/26 10:36

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 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が聖火を当面、福島県内に留め置く方針を示したのを受け、福島県は二十五日、聖火の保管場所や管理方法などについて大会組織委と調整に入った。

 聖火は同日のいわき市で「復興の火」の展示を終えた後、ランタンに移された。福島県は聖火が福島県内にとどまっている期間中に多くの県民に見てもらう機会を設ける考えで、新型コロナウイルス感染防止対策を講じた上で展示方法を決める予定だ。

 ただ、聖火の展示に向けては火の管理や展示の方法、警備体制など解決すべき課題は多い。仮に県内各地で巡回展示するなど場所を変える際には安全な輸送体制の構築も必要となる。県は大会組織委と連携して保管期間を含めて具体的な内容を詰める。

 大会組織委は警備上の理由で、現時点で管理場所は明らかにできないとした。展示先が決まり次第、公表する方針。

 森会長は二十四日夜の記者会見で、安倍晋三首相の発案として「聖火は当面、福島に置くことになる」との考えを示した。内堀雅雄知事は同日夜に報道陣に対し、保管場所について個人的な思いとした上で「復興のシンボルのJヴィレッジが大切な候補だ。希望のともしびを掲げる」と語った。