郡山の学習塾でクラスター 新型コロナ・福島県内新たに12人が感染

2020/10/18 10:59

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 福島県は郡山市の十~七十代の男女十人と南会津町の十代男性、大玉村の六十代会社員女性の計十二人の新型コロナウイルス感染が確認されたと十七日、発表した。いずれも十六日に陽性が判明した。このうち、郡山市の四人は同じ学習塾に通い、別の三人は同じ飲食店の利用者だった。塾と飲食店では既に感染者が出ており、県は塾と飲食店でそれぞれクラスター(感染者集団)が発生したとみている。県内のクラスターは計十二例となった。

 県内の新規感染者が二日連続で十人以上となるのは初めて。今月に入り十六日までの新規感染者は百六人となり、月別の新規感染者が百人を初めて超えた。県内の感染者は累計三百五十九人。

 県と郡山市によると、同市の十代男性二人と十代女性二人の計四人は中学生(三人が同じ中学)で、市内の学習塾に通っていた。十五日に感染が確認された同市の五十代自営業女性が講師をしており、四人は授業を受けていた。

 他に郡山市で感染が確認されたのは七十代無職女性、三十代会社員男性、四十代会社員男性三人、五十代男性。このうち三人が駅前の飲食店で、既に県内外で陽性判明している五人と共に会食していた。別の一人は陽性者の家族だった。

 この飲食店で会食した八人のうち一人が別の飲食店を利用した際、別のクラスターが発生した飲食店の利用者と接触があった。県と郡山市は、飲食店を介して感染が広がった可能性が高いとみている。

 南会津町の十代男性は学校に通っているとしたが、県は校種を明らかにしていない。

 大玉村の六十代女性は無症状で、他の十一人は軽症。いずれも県内の医療機関に入院または入院予定。


■県内7人退院

 新型コロナウイルスによる入院者七人が十六日に県内の医療機関を退院した。県が十七日、発表した。

 十六日現在の入院者は宿泊療養者への入所者を含め八十七人で、このうち三人が重症となっている。