土湯の魅力を酒に凝縮 新商品のどぶろくとシードル

2020/11/22 08:08

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「おららの酒BAR・醇醸蔵」で始まったリンゴを使ったシードルの仕込み作業
「おららの酒BAR・醇醸蔵」で始まったリンゴを使ったシードルの仕込み作業

 福島市土湯温泉町の醸造所「おららの酒BAR(さかば)・醇醸蔵(じゅんじょうぐら)」で二十一日、どぶろくとシードルの仕込み作業が始まった。土湯温泉の魅力が詰まった新商品として、十二月二十日に販売を始める。

 醸造所は「元気アップつちゆ」が温泉街の空き店舗解消とにぎわい創出につなげようと温泉街に整備し、今年八月に完成した。市が取得した「福島フルーツ盆。地酒(ぽんちしゅ)特区」を利用し、自社生産の県酒造好適米「夢の香」を使ったどぶろく、市内果樹農家のリンゴでシードルを造る。

 初日は担当者がリンゴを専用の機械で砕き、醸造用のタンクに入れるなどした。

 どぶろくとシードルは醸造所の売店や旅館・ホテルなどで販売する。価格は未定だが、年間どぶろくを三千リットル、シードルを二千六百リットル出荷する予定。醸造、販売を担当する株式会社ORARAの加藤勝一社長は「多くの人に温泉、酒を楽しんでもらい、土湯温泉の活性化につなげたい」と話している。